プレミアリーグ
ファン・ダイク、リヴァプールを去る日は「とても感情的な一日になる」
I wouldn't have you down as an emotional guy.
感情的なタイプには見えないけどね。
スカイスポーツの記者にそう言われたリヴァプール主将ファン・ダイク。笑って返した一言は、いつか必ず来る「別れの日」の話だった。
"I wouldn't have you down as an emotional guy."
「感情的なタイプには見えないけどね」
That is what Sky Sports reporter Patrick Davison said to Virgil van Dijk.
スカイスポーツのパトリック・デイヴィソン記者は、フィルジル・ファン・ダイクにそう言った。
The Liverpool skipper just laughed.
リヴァプールの主将は、ただ笑った。
"You're going to see it though in the future eventually when I have to walk out of the club, and it will be a very emotional day," he said.
「でも、いずれ見ることになるよ。僕がクラブを去らなきゃいけない日にね。それはすごく感情的な一日になる」と彼は言った。
"It's been an incredible journey."
「本当に信じられないような旅路だったから」
They were talking about the Premier League title that Liverpool won in 2025.
2人が話していたのは、リヴァプールが2025年に勝ち取ったプレミアリーグ優勝のことだった。
In an earlier interview with Sky Sports, he listed what he had achieved, including "being the first Dutch captain lifting the Premier League."
以前のスカイスポーツのインタビューでは、成し遂げたことの一つとして「オランダ人として初めて、主将としてプレミアリーグのトロフィーを掲げたこと」を挙げていた。
He also said that not dreaming too far ahead helped him get there.
夢を遠くに置きすぎなかったことが、ここまで来られた理由だとも語っている。
Van Dijk is 35 years old now.
ファン・ダイクは現在35歳。
His contract with Liverpool ends next summer, and he has not said if he will sign a new deal.
リヴァプールとの契約は来年の夏で切れ、新しい契約を結ぶかどうかはまだ明かしていない。
That is why many fans listened closely to his answer.
だからこそ、多くのファンが彼の答えに耳を澄ませた。
A few days earlier, he reached a big milestone: 100 caps for the Netherlands.
その数日前、彼は大きな節目を迎えていた。オランダ代表100キャップだ。
Before the game against Serbia in Eindhoven, he walked onto the pitch with his son.
アイントホーフェンでのセルビア戦の前、彼は息子と一緒にピッチへ入場した。
The Netherlands won 2-1, and he became only the 11th Dutch player to reach 100 caps.
オランダは2-1で勝ち、彼はオランダ代表で史上11人目の100キャップ到達者となった。
This summer, he also captained the Netherlands at the World Cup, in a group with Japan.
この夏にはW杯でも主将としてオランダを率い、日本と同じグループを戦った。
For now, he is still the captain at Anfield.
今はまだ、彼はアンフィールドの主将だ。
But one day, when he walks out for the last time, we may finally see the feelings he keeps inside.
けれどいつか、最後にクラブを去るその日、私たちはようやく彼が胸の内にしまっている感情を見ることになるのかもしれない。
この記事で学ぶ単語 10語
ハヴ・ユー・ダウン・アズ /hæv juː daʊn æz/
〜だと思っていた・〜タイプだと見なす(直訳:あなたを〜として書き留める)。意外な一面を見たときの「〜だと思ってた」に使う
ウォーク・アウト・オヴ・ザ・クラブ /wɔːk aʊt əv ðə klʌb/
クラブを去る(直訳:クラブから歩いて出ていく)。退団・別れの場面で、去り際の情景まで浮かぶ言い方
ゾウ /ðoʊ/
文中・文末で「でもね」。相手の言葉をやわらかく打ち消すときの口語
イヴェンチュアリー /ɪˈventʃuəli/
いずれは、最終的には。「すぐではないが、必ずそうなる」という含み
リフティング /ˈlɪftɪŋ/
(トロフィーを)掲げる。lift the trophy / lift the title は優勝を表す定番コロケーション
サイン・ア・ニュー・ディール /saɪn ə nuː diːl/
新しい契約を結ぶ。契約延長のニュースで毎日のように出てくる言い回し
キープス・インサイド /kiːps ɪnˈsaɪd/
胸の内にしまっておく(直訳:内側に保つ)。感情を表に出さない人を語るときに
スキッパー /ˈskɪpər/
主将(元は船長の意味)。英国の報道でcaptainの言い換えとして頻出
キャップス /kæps/
代表出場数。昔のイングランドで代表選手に実際の帽子を贈った習慣から
マイルストーン /ˈmaɪlstoʊn/
節目、大台(直訳:道のりを示す里程標)。100試合・100ゴールなどの記録に使う