プレミアリーグ

アーセナルのマドゥエケ、フォレスト戦決勝弾「昨季ならこうはならなかった」

2026年10月19日 読了時間 9分 難易度 B2 原文:英語
アーセナルのマドゥエケ、フォレスト戦決勝弾「昨季ならこうはならなかった」
画像出典: The National / Getty Images

We can pull it out the bag wherever we go.

どこへ行っても、土壇場で何とかできる。

79分間枠内シュートゼロの試合を、後半から出たマドゥエケが一撃で決めた。試合後に彼が語ったのは、ゴールよりも「去年とは違うチーム」の話だった。

For 79 minutes, Arsenal did not have a single shot on target at the City Ground.

79分間、アーセナルはシティ・グラウンドで枠内シュートを1本も打てなかった。

Then Noni Madueke, who came on at half-time, cut inside and shot.

そこで、後半から入ったノニ・マドゥエケが中へ切り込み、シュートを放つ。

The ball took a deflection and flew into the net.

ボールは相手に当たってコースが変わり、ネットに吸い込まれた。

That was enough for a 1-0 win at Nottingham Forest on Sunday.

日曜日、敵地ノッティンガム・フォレスト戦の1-0勝利は、この1点で決まった。

After the match, Madueke explained his goal in very simple words.

試合後、マドゥエケはこのゴールをとてもシンプルな言葉で説明した。

He had already beaten his man on the outside, "so I thought I would come inside and let rip."

すでに外側から何度か相手を抜いていたので、「今度は中に入って、思い切りぶっ放そうと思ったんだ」。

"Thank god it went in," he added.

「入ってくれて本当によかった」と彼は付け加えた。

The first half was so quiet that neither team had a shot on target.

前半はあまりに静かで、両チームとも枠内シュートはゼロだった。

According to GOAL, that has happened only twice in the Premier League this season, and Arsenal played in both games.

GOALによれば、今季のプレミアリーグでこれが起きたのはわずか2回で、そのどちらにもアーセナルが絡んでいる。

Madueke was not surprised.

マドゥエケは驚いていなかった。

"The first half is usually cagey here, in the last few years it has been 0-0."

「ここでは前半はいつも慎重な展開になる。ここ数年は0-0だったしね」

"We had to dig deep, we know it's difficult to come here."

「踏ん張るしかなかった。ここに来るのが難しいことは分かっている」

Then he said something bigger about his team.

そして彼は、チームについてもっと大きなことを口にした。

"We showed grit and determination and a champion's spirit."

「僕たちは根性と決意、そして王者の魂を見せた」

"At times last year this game wouldn't have gone as it did in the end."

「去年なら、この試合が最後にこういう結果にならなかったこともあったと思う」

"We have that extra belief and extra mentality now."

「今の僕たちには、あの一段上の自信とメンタリティがある」

"We are Champions and we can pull it out the bag wherever we go."

「僕たちは王者だ。どこへ行っても土壇場で何とかできる」

Arsenal lost 3-0 at Brighton last month, their only defeat of the season.

アーセナルは先月ブライトンに0-3で敗れている。今季唯一の黒星だ。

"The Premier League can shock you, and we had that shock against Brighton."

「プレミアリーグは衝撃を与えてくることがある。僕たちはブライトン戦でそれを味わった」

"It is up to us to regroup and show why we are Champions."

「立て直して、なぜ僕たちが王者なのかを示すのは、自分たち次第だ」

Madueke started this game on the bench, but for him, that changes nothing.

マドゥエケはこの試合をベンチから迎えたが、彼にとってそれは何も変わらない。

He called the quality of Arsenal's starting XI and bench "absurd".

彼は、アーセナルの先発11人とベンチの質を「ばかげている」と表現した。

"We know that we're going to start some and finish some," he said, "and for me it's the same mentality every time."

「先発する試合もあれば、途中から出て締める試合もあるのは分かっている」と彼は言う。「そして僕にとっては、毎回同じメンタリティなんだ」

"I just want to create or score."

「とにかくチャンスを作るか、ゴールを決めたいだけ」

Arsenal are now second in the table, three points behind Manchester City.

アーセナルはこれで2位。首位マンチェスター・シティとの差は勝ち点3だ。

It was not a pretty afternoon in Nottingham.

ノッティンガムでの午後は、決して美しいものではなかった。

But sometimes, one player who is ready to let rip is all a champion needs.

それでも、思い切りぶっ放す覚悟のある選手が1人いれば、王者にはそれで十分なときがある。

この記事で学ぶ単語 10語

pull it out the bag

プル・イット・アウト・ザ・バッグ /ˈpʊl ɪt aʊt ðə ˈbæɡ/

土壇場で何とかする(直訳:袋から取り出す)。標準形は pull it out of the bag。劣勢やピンチから結果を出したときに使う

let rip

レット・リップ /ˌlɛt ˈrɪp/

思い切りぶっ放す、遠慮なく一気に出す(直訳:引き裂くに任せる)。シュートのほか、怒りや本音をぶちまけるときにも使う

dig deep

ディグ・ディープ /ˌdɪɡ ˈdiːp/

踏ん張る、底力を振り絞る(直訳:深く掘る)。苦しい試合や締め切り前の追い込みで使う

grit

グリット /ɡrɪt/

根性、粘り強さ(直訳:砂粒)。きれいではないが諦めずに勝ち切る姿勢をほめるときに使う

cagey

ケイジー /ˈkeɪdʒi/

手の内を見せない、慎重な。両チームが様子見で動かない試合展開や、はっきり答えない人に使う

regroup

リグループ /ˌriːˈɡruːp/

態勢を立て直す(直訳:再び集まる)。負けや失敗の後、気持ちと準備を整え直すときに使う

start some and finish some

スタート・サム・アンド・フィニッシュ・サム /ˈstɑːrt sʌm ən ˈfɪnɪʃ sʌm/

先発の試合もあれば途中から出て締める試合もある。ローテーションのある強豪で、控えに回る選手が使う言い回し

shot on target

ショット・オン・ターゲット /ˈʃɑːt ɑːn ˈtɑːrɡɪt/

枠内シュート。スタッツや実況で頻出する、枠に飛んだシュートの数え方

took a deflection

トゥック・ア・ディフレクション /tʊk ə dɪˈflɛkʃən/

(ボールが)相手に当たってコースが変わった。ゴール解説で「当たって入った」を言うときの定番

on the outside

オン・ジ・アウトサイド /ɑːn ði ˌaʊtˈsaɪd/

外側(縦)で。ウインガーが相手を縦に抜くときの言い方。逆は cut inside(中へ切り込む)

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